一年の恵みを実感する秋。今回は緑とオレンジ色のコントラストが美しい映え写真の撮影や、ジャック・オー・ランタン用のパンプキンの持ち帰りができる、メトロバンクーバーのパンプキンパッチ情報をまとめた。アクティビティ満喫のための基礎知識とヒントも満載!(取材・写真 パーバッカー真智子)
なぜ秋にパンプキンパッチへ行く?
毎年、今の時期になると、多くの人が家族や友人とパンプキンパッチを訪れ、収穫を楽しむ。それは秋の2大イベント「サンクスギビング」と「ハロウィン」にはパンプキンが欠かせないからだ。イベントとパンプキンにどのような関わりがあるのかを詳しく見ていこう。
サンクスギビング
毎年10月の第2月曜日(アメリカでは11月の第4木曜日)に祝われるサンクスギビングは、今年は10月9日。豊富な収穫や家族との絆に感謝を捧げる日として、家族と共に過ごすカナダの祝日となっている。この祭りではパンプキンが伝統的な食材として使用され、パンプキンパイを始め、七面鳥やハム、クランベリーソースなどが食卓を華やげる。
ハロウィン
パンプキンといえば、毎年10月31日のトリック・オア・トリートで見かけるジャック・オー・ランタン。トラディショナルなものからアイデア溢れるものまで、人々の目を楽しませてくれる。
パンプキンパッチって何?
さまざまな種類のパンプキンを栽培している野外エリアで、来場者が自分でパンプキンを選んで収穫し、重さやサイズによって決まった値段で購入できる。
多くの農園ではパンプキン狩り以外にもリンゴ狩り、迷路やトランポリン、動物たちとの触れあい、ワゴンやトラクターの乗車体験など家族向けアクティビティを実施している。即売所の併設もあるので、新鮮な野菜やパンプキンパイなどを買いたい人にもおススメ。
パンプキンパッチを100%楽しめむために
農園ルールの確認
ペットを連れて行っても良いか、飲食の持ち込みが可能かなど、ルールは農園によって異なる。訪れる前に確認を。
天候に合わせた服装の準備
雨天でもオープンの農園が多く、晴天でも足元が悪いこともあるパンプキンパッチ。レインコートやブーツなど、雨、泥対策を忘れずに。
その他のチェック事項
・チケット購入方法…当日入口でチケット購入できる農園もあるが、混雑が予想される休日、また割引、駐車場スペース確約などの特典がある場合は、オンラインでの購入が便利なことも。オンラインでしかチケットを購入できない農園もある。
・シーズンパス購入…シーズン内に複数回訪れる予定なら検討するのが良い。多くの農園で販売している。
・混雑状況の確認…平日より休日は混み合う。また比較的空いている時間帯や混雑状況をオンラインで知らせる農園もあるため、こまめにチェックして自分のスケジュールに合わせて計画を立てよう。
持参アイテムの用意
・マイバッグ…袋をくれない農園も多いため、パンプキンの持ち帰り用に。
・折り畳みカートやワゴン…農園内で重いパンプキンを運ぶのに便利。貸してくれる農園もあるが、来場者が多い日などは使えない場合が多いため持参するのが確実。
・ウェットワイプとサニタイザー…コロナやインフルエンザ対策など衛生面にも考慮しよう。